まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

Category :  医療・健康
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がん相談ってなに?

思いもかけず、がん相談員として病院で働かせていただくようになって早8年。

ずっとこの疑問は続いている。
自分なりの定義はある。
それが、正しいのか妥当なのか、それはわからん(~_~;)

でも、ある。

がん対策基本法でがん患者や家族への相談支援の充実が明記されがん診療連携拠点病院は「がん相談支援センター」を設置することが指定要件のひとつとされるなど、がん相談をめぐる体制づくりに力が注がれてきたことは多くの人が知るところだ。

でも、本当にがん患者や家族が言うところの「相談」が、提供されているのか・・・。残念ながらまだ十分とは言えない。いや、批判を恐れずに言えば、患者の視点でいえば、患者会でずっとがん相談に関わってきた経験から言えば、

現実は厳しい、だ。

患者会やプライベートで相談を受けたり、仕事で相談を受けた時、「あなたの病院にも相談支援センターがあって、がん専門相談員がいますよ」という情報提供を一緒にすることは多い。

でも、悲しいかな「主治医に聞いてみてください」とか「セカオピ」とかを提案されただけで、問題整理やナビゲートはしてもらえなかったということを言う患者や家族がどれほど多いことか。それも大事だけど、本当にそれが解決の道につながることなのか、その前にも少しその人の理解や情報整理のお手伝いをすることはできたんじゃないか、と思うことがままある。

もちろん、10年前に比べれば、15年前に比べれば、相談できる場が確保されていること自体、すごいことだと、私も思う。

でも、相談支援センターが実際に対応している「がん相談」と患者や家族がいう「がん相談」は一致しているとは言い難い。それは、「α」で行った拠点病院相談支援センター訪問調査や、がん患者や家族の視点による相談支援の満足度調査でも強く感じたことだ。

診療の現場がどれほど多忙で余裕がないか、疲弊しているか、それは私にもわかる。だからこそ、なんでもかんでも主治医に、というだけではその人が抱えている問題の解決の糸口を見つけたり次に進むための手がかりにはたどり着けない。

患者や家族、一般の人は医療の知識がない、それはたぶん誰でも知っている。医療の知識がないということが何を指すのか。医療の考え方や治療方針を決めるプロセスや根拠、を、よく知らないというのが一番なんじゃないかと私は思う。

医師ではなければ診断も判断もできない。当然だ。でも、医療の流れや医療者が端折らざるを得ないプロセスや根拠についての理解を少しサポートする、それは私たち患者ががん相談支援センターに期待することのひとつなんじゃないかと、思うのであります。

つづく・・・・そのうち(笑)
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2016/10/02 17:50  #[ 編集]


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