まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

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Category :  医療・健康
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がん医療に関する場で自分が何者か説明するとき、私は、「がん体験者・遺族」ということになる。

ピアサポートという場でも、私はがん体験者ということで表現されることが多いけれど、そのことは私にはとても居心地の悪さを感じさせる。がんになったから、医療に関心をもったわけじゃなく、ずっとずっと前から、気づいたら医療に関心のアンテナが向いていたのだから。

がん患者としては、化学療法も放射線治療も経験していない私は、ほんとうのがん治療の苦しさを知らない。患者として苦しかったのは、身体ではなく「こころ」だったから、がん体験者として自分自身を語ることはそう多くはもっていない。

私は、たくさんの患者仲間との出会いから、がん治療の本当の苦しさを学び、辛さを学んできた。

むしろ、患者の家族、キーパーソンとして膵がんという難治がんになった父を支え看取った経験こそが、今の私を支えているし、私の中のがんの物語だ。

2年ほど前に、愛知の蒲郡市で開かれたホスピスの勉強会でその父の闘病体験を始めて人前でちゃんと話し、去年11月に千葉市の薬剤師さんの勉強会で語る機会をいただいた。

そして、先日千葉市ターミナル研究会で話をさせてもらったのだけど、父が逝って9年経った今も、そのときのことは鮮明に蘇る。どれほど辛かったのか、そして、どれほどの人の善意に支えられていたかをまるで昨日のことのように身体ごと思い出す。

自分のことを人前で話す娘を、父はどんなふうに空からみているだろう。

「『父さん、ごめんね』というタイトルにこめた思いが、今の自分にはわかります」と、ある方から先日言われた。どんな思いなのかはお互い言葉にしなかったけれど、こころで感じ取りその思いを分かち合えたような気がした。
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テーマ: - ジャンル:心と身体

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