まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

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Category :  医療・健康
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女優の洞口依子さんの子宮がん闘病をテレビで見た。

手術前夜、眠れない夜を過ごす彼女が自分で設置したカメラの前でつぶやいている。後のインタビューでその時もしかしたら死ぬかもしれないし、病室は孤独だし…といくつも心をよぎったであろう思いの一部を語っていた。

私は大部屋だったけど、それでもやっぱり手術前夜は孤独だった。死ぬかもしれないとは少しも思わなかったけれど、実は遺書のようなものを夫や子供にあてて書きPCのフォルダにそっと隠しておいたことを思い出した。そして、いろいろな思いがよぎる眠れない夜だった。

「子宮がんって言いづらいんですよね」洞口さんはそう言っていた。

普段口にすることのない場所の病気であることや、女性であることの象徴でもあり、子供を産めないからだという辛さもあるだろう。でも、子宮がんの原因は性行為でうつるHPV(ヒトパピローマウイルス)であり、性交渉の相手が多いほど感染リスクが高いといわれていることがあるからじゃないだろうか。

理屈からいえば、そうかもしれん。だけど、たった一人の相手がHPVをもっている可能性だって十分にあるわけだ。でも、時に世間の眼は冷たく、そんなふうには思ってはくれないことも多い。

疫学という学問はとても大切な学問だと思うけど、それでいろんなことがわかるけど、それは時々とても残酷な常識を人に植え付けるような気がする。HPVは大人の女性であればだれでも感染するリスクがある、そこを強調すればいいじゃないかと思う。日本でもたぶんもうすぐ性交渉をもつ前の女性にワクチンが接種されるようになるだろう。子宮がんで辛い思いをする女性が将来的に減ることはねがってもないことだ。

だけど、今、子宮がんへの偏見をもった人が増えていることが哀しい。そういう偏見で傷つく女性がたくさんいるのだ。

ピロリ菌のように、日本人の2人にひとりは保菌者らしい、というくらいHPVの保菌者は多い。すべてが子宮がんを発症するわけでもない。だけど、「検査したらピロリがいたのよー」と人は平気で言うけれど、「HPVに感染してたのよ」とはやっぱり言いづらいと思うもの。

子宮を失うということ、がんという命のかかった病気になったということ、それだけで痛いほど苦しむ女性をそれ以上に偏見が傷つけないでほしい。





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テーマ: - ジャンル:心と身体

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2008/11/13 20:20  #[ 編集]


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