まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

Category :  医療・健康
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いつからかは知らんけど、入院期間がずいぶん短縮されてきた。

私が治療を受けた9年前、入院したのは12月15日。
術前検査などをして過ごし、入院してから手術日は22日と決定した。手術までに3度も主治医とじっくり手術の方法について話し合い、悩みぬいて選択したことは今でも忘れない。頭がふやけるほど(~_~;)考えに考えて選んだ方法だったから結果によってその選択を後悔したことなど1度もない。

手術の翌日から自分でも驚くほど元気だったし、日に日に身体が回復していくのと比例するようにケチョンケチョンに凹んでいた心も元気を取り戻していったように思う。

当時は、術後の病理結果が出て補助療法が決定し、化療が必要な人は第一回目を入院中に行い、副作用などの出方を見てから退院し通院での化療に移行した。化療の必要がなく無治療もしくは内分泌療法のみの患者は即退院というパターンだった。

通常でも時間のかかるDCISでの全摘の病理結果は時間がかかるのに、ちょうど年末年始をはさんだため結果が出るまでには1ヶ月近くを要した。お正月は外泊で自宅で過ごし再び病院に戻って結果を待った。

長い入院期間のおかげで、同病の先輩やら後輩やらと長い時間を共に過ごし、お互い情報交換をしたり落ち込んだときは励ましあったりしたことが大きななぐさめにもなったし、時間をかけて徐々に落ち込んだ気持ちから立ち直っていったように思う。貴重な心のリハビリの時間だったと思う。身体と心の回復期に医療者に囲まれている安心感は私にとっては何者にも変えがたかった。手術を受けて傷ついた身体も十分に回復してベッドにじっと寝てなんていられないほど元気になってからの退院だった。

だが、今は短ければ手術前日入院で手術後3日ほどで退院となることがめずらしくない。もちろん、医学的にみて問題はないからなのだが、がんという病気そのものをまだ心が受け入れていないまま退院を迎える患者さんも多い。

そりゃ、自宅が一番落ち着くに決まっているし、入院生活は精神的にも決して良くはない。けれど、身体もまだ万全ではなく、心もまだ揺れたまま医療に守られているという安心のない自宅に帰ることに心細さを覚える患者だって多いのではないだろうか。

とはいえ、治療を待つ患者だってたくさんいる中で身体的には回復した患者を入院させておくこともできないことも現実。病院だってすみやかにできるだけ多くの患者の治療をしなければならない。

病院と自宅の間に少しの間、休める施設ができたらありがたいなぁ…。

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テーマ: - ジャンル:心と身体

コメント

中間施設
「入院」という文字に接して、自宅にいたときは普通なのに、入院して数日もすると変なことを言い出した父を思い出しました。病気や個人差によって違いますが、基本的には入院期間の短縮はいい傾向だと思います。

入院中と退院後の外来診療との落差、これを実感すると、「もう少しいたいな」と思うのも事実。

日野原先生は「安静の害」を研究中だそうです。

まゆりんの書かれたことは、1行1行ウンウンと納得しながら読ませていただきました。
最後の「中間施設」 あったらいいですね!
2007/10/29 16:41URL  マーモット #-[ 編集]


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