まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

Category :  母の病気
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主治医、プライマリナース、退院調整ナース、SW、がん性疼痛看護認定看護師、地域からはケアマネ、訪問看護師の方たちが母の退院に向けての話し合いに集まった合同カンファ。18年前の父の退院時にはなかったことだ。

母の病状や服薬状況、ADLなどの情報共有と本人の希望、家族の考え方などを話し合った結果、木曜日に退院が決まった。

最初の入院時は本人には本当に辛く苦しい処置ではあったが尿管ステントを入れたことや輸血によって症状が劇的に変わったことを母自身が感じることができた。しかし、2度目の入院では病名の特定と病期が判明。口では苦しい治療は嫌だと言ってはいたが、時間が経つにつれ少しでも何らかの治療ができたら・・という希望も口にするようになっていた母に、腎機能が回復しないため治療はできないということを告げるのは私にとっても楽なことではなかった。

退院調整カンファでは当然のように「ご家族としてもご本人の希望に寄り添ってあげたいですよね」と言われた。「はい」と一言いえば理想的な家族の姿に見えるだろう。だけど、私は嘘は言えなかった。家族としての思いや希望や都合があるのも現実だ。

私は正直者か冷たい人間か、どちらに見えただろう。

どんなふうに見えようが、きれいごとは言えない。それだけの“何か”があるのだろうと、ただそのままに受け取ってくれたらそれでいい。緩和医療学会学術大会に初めて導入されたPAL(患者アドボケイトラウンジ)プログラムWGの運営委員のひとりとして参加している間、「本人の希望が最優先」という言葉と「そうはいっても・・」という言葉がぐるぐる頭の中を回り続けていたような気がする。「本人の希望が最優先」その通りだと思う一方で、その言葉は私には今は呪縛でしかない。

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