まゆりん気まま日記

医療ネタ中心ですが、日々思うことや心のアンテナに引っかかったことなど、 気ままに綴っています。

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Category :  医療・健康
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20日の法事には、久し振りに夫の兄弟がみんな集まり昔話に花が咲いた。

10年前、10月9日義母は本州から北海道の牧場に来て働いていた若い青年のわき見運転の車にはねられ亡くなった。本州から加害者の両親が飛んできたのだけれど、母親は、「おばあちゃんはもう年だったからいいでしょ。それより早くうちの息子を警察から出してください」と言った。
義姉は、「いくら年でも健康でまだ生きられたおばあちゃんに年だからいいとは何事か」と10年経った今もその話になると頭から湯気が出る。あたりまえだ。

親の子供を思う気持ちはわかるけど、動転してたと思うけど、それでも遺族の心に傷と怒りを残す言葉をそのお母さんは言ったのだよ。後日、本人が花を持っておまいりに来てくれたことだけが救い。交通事故とはいえ、人ひとりの命を一瞬で奪ってしまったという傷が彼の心にどれほど残っているのかはわからないけど、どうか真面目に一生懸命生きていってくれていたらいいなと思う。

義母が亡くなり、年が明けて1月11日に父が亡くなり、3週間後2月2日に義兄が亡くなった。

義兄は、もともと脊椎に病気があり地元の整形外科から紹介されて苫小牧の病院に前年の夏から入院していた。腰や背中の痛みをずっと訴えていたし、食欲もなくどんどん痩せていき、どう考えても様子がおかしいと札幌の病院への転院を内科の担当医に申し出てみたけれど、精神的なものと言われ続けた。

腹水がたまりいよいよおかしいとCTをようやくとってくれたときは、もう原発がどこだかわからないほど進行したがんの末期的状況だった。運が悪かったというしかないし、医療環境に恵まれていない土地に住んでいたからとあきらめるしかないのかもしれない。

誰かを失うときにその人が受けた医療にどれくらい満足できるかは、人によって基準が全然違うだろう。私の父は、がんの治療そのものはまったく受けないという選択をしたけれど、それでも、そのことを理解し別の形の医療をきちんと提供し続けてくれた医療者に私たち遺族は今も感謝している。
義兄の主治医が、もし、もう少し早く「自分の守備範囲を超えているかもしれない」と思ってより精度の高い検査や治療が受けられる病院への転院を検討してくれていたとしたら、結果は同じだっただろうけど、遺族の心に残ったものは感謝だったかもしれないなーと、思い出話を聞きながら10年前と変わらず私はそう思ってた。


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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

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